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ICDコーディングについて

ICDの意味と経緯

 ICDは国際疾病分類(International Classification of Disease)の略である。医学研究で必要な疾病傷害および死因を臓器別あるいは病態生理学的特性に基づいて分類したものである。ICDはヨーロッパを中心に、1世紀以上の長い年月をかけて開発され、その活動範囲も徐々に拡大した。まず、1900年に分類の国際統一を図ることを目的として初めて作成され、その後は10年毎に、定期に改訂されている。その改訂および出版はWHO(世界保健機関)が担当している。

 ICDは疾病に関する統計資料を作成する上での情報源となるものであり、また病院においては索引を作る際の道具として広く活用されている。さらに、近年になってからはDRG/PPS方式の支払制度においてもICDコードが広く用いられている。

 現在、各国で主に使用されているICDコードブックには、ICD-9とICD-10がある。これらは、国際死因リスト(Bertillon分類)として1893年に作成された国際疾病分類のシリーズ第9回と第10回修正版である。

 先に出版されたICD-9には、疾病分類の他に付録として簡単な処置分類(ICPM)が用意されている。最新のICD-10では疾病分類をさらに医学検査あるいは保険請求などにも対応可能にするため大幅な修正が加えられている。しかし、処理コードが含まれていないため、米国では、ICD-9に一定の修正を加えて疾病コードと処置コードが一つのセットとなったICD-9-CM(米国版ICD-9)を作成している。

コーディングとは

 コーディングは、カルテに記載されている病名をWHOの定める国際疾病分類に従い、符号化する仕事です。

日本クリニカルコーディング協会

平成16年1月開催 大分支部ICDコーディング講習会風景日本クリニカルコーディング協会は、NPO法人として国内の国際疾病分類(ICD)の普及に努め、コーディングスペシャリストの育成に貢献することを目的としています。

 

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